ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

そんで結局ブラストどうなの

ブラストシティ本格導入から1か月ほどたってしまったのでそこから思ったことをつらつらと。





まずは良い点から。
大前提として満足度はかなり高い。
アーケードゲームにおけるレバーとボタンと画面と自分との距離感はこのころの筐体が最良のそれであることに疑いの余地はないということを再認識した。
どんだけレバーをガコガコしても土台からズレていくということがないというのも良い。膝の上に乗せるにせよちゃぶ台に乗せるにせよ、どんなアケコンにもこの手の悩みはどうしても付きまとう。今から最終兵器の投入も難しいし。入力系がブレないというのは重要なことだ。
まがりなりにもブラウン管なので残像がどうの遅延がどうのといった話とは無縁なのもよい。基板起因の遅延がある分には致し方ないしどうにもならないわけであきらめもつく。



そういうわけで1日数回は火を入れて適当に遊んでいるわけだが、それとは別にやはり手に余る部分も見えてくる。
目下の懸念は「画面方向を一人で変更することが難しい」という点だ。ブラスト筐体はゲーム基板を考慮外として101kgあるのだが、そのうち45kgはモニターの重量である。これが本当に、大変に、あまりにも重い。そのうえブラストにはモニタの外し方に独特のお作法があり、これがまた一人ではかなりの強敵なのである。というか実際に一人でやろうとして詰み状態に陥ってしまい、屈強な友人に助けを求める羽目になった。純正パーツとしてモニタ交換作業用のバーハンドルが存在し、これがあるとだいぶ楽になるのだが、今更そんなものは手に入れようがないし……
そういうわけで現状、縦画面での運用はやりようがない。手持ちの基板に縦画面のものがそこそこあり、最終目標の一つも縦画面のゲームなのでこの辺はいずれなんとかしなければならないですね。
生来の画質厨気質がここに来て首をもたげても来ており、経年劣化でフォーカスが甘かったりブラストモニタの持病である色ズレもなんとかしたいなあという気持ちもある。


総評として、やはりかなり根性の必要な道楽であるということは書き記しておきたい。今ゼロから基板+筐体に手を出すのはかなりのコストと時間をかける必要があるだろう。なにせ基板のお値段が暴騰しているし。私も「手に余る」ではなく「持て余している」と感じるようになったら多分手放すんじゃないかな。その際のダメージを軽減したい意味でも、せっかく用意した環境なんだから大切に使っていきたいですね。


あとは今後やることリスト

  • 四隅にブラストモニタ特有の色ズレがある
    • 屈強な友人にモニタを外してもらった際に少しだけ調整した。いつか全部バラして調整する必要がある。
  • 15khzで映したときに画面右側が歪んでいる
    • これも全バラしたときに直ると思いたい。31khzで映したときはクロスハッチに歪みがなくゲーム中でもほとんど気にならないので将来的には31khz専用運用もありか。いや無理だな……
  • 白い画面が出る(=画面の輝度が上がる)と画面が歪む
    • おそらく高圧基板がへたれている。結構気になるけど今はどうにもならないので様子見。コンデンサ交換とか?
  • 配線に染み付いた埃とヤニの臭いでむせる
    • 実害はないけど消臭剤でもカバーしきれてないのでコンパネに出てる配線だけでも新品にできるといいなあ……