筐体環境に何か劇的なアップデートが入ったわけではないけどちょっと前に導入して紹介しそびれていたものがあるのでここで書いておく。
仕事が終わり、新しい板を迎えた 前々から上海系を一枚置きたいなって思っていて熟考のすえ真的武勇を選択 pic.twitter.com/5YSkNJHsH3
— 不自由人/エヤマ (@UnFreeMan_) 2023年10月17日
まず『上海 真的武勇』が板ラインナップに追加。安かったのでつい……
もともと上海系の板が何か一つ欲しいなとは思ってはいたのだ。その時考えていた候補は真的武勇以外だと以下の通り。
- 初代上海
- さすがに古すぎ……
- 上海II
- これまた古すぎ。なのにお値段はいまだに結構お高めなので根強い人気を感じる名作
- スーパー上海 ドラゴンズアイ
- 割と手頃に買えるがシリーズ中でも高難度だったイメージがある
- 上海3
- 普通に考えて超安牌だがアケアカにあるので購入意欲ややダウン
- 上海 万里の長城
- 牌も見やすくて定番だがROMはともかくマザボが高すぎ
- 上海 三国牌闘儀
- これもROMはともかくG-NETマザーが高騰していて無理
- 上海 昇竜再臨
- 同上。これに至ってはロケでも見たことなくてどんな内容だったかすらよく知らんのよね
- スーパー上海2005
- NAOMIなのでマザーは問題ないが上海としての出来が良くなく非推奨
というわけで真的武勇を3000円で購入し今に至る。
遊んでみてわかったが上海としてはなかなか辛口な難度だ。「同一の牌を同じ列に縦積み」という配置を多めにして難度を上げているようで、序盤~中盤にかけての二択にやたら緊張感がある。逆に最下段が見えるところまで行ってしまえば残牌が入れ子になってしまって詰むという負けパターンはあまり起こらないようになっているようにも感じる。
あとデフォ設定だと時間がめっちゃ短い。ポリゴン麻雀牌の視認性があまりよくないのもあって相当な修練を積まないとデフォ設定では1面突破すら青息吐息であろうと思われる。起動の速い基板なので暇つぶしに1~2回サクッと遊ぶ分には良いゲームですよ。
続いてまど氏が製造販売している簡易シンクロ連射基板を導入した。
booth.pm
この手のアイテムだと「NRS-1」という連射基板が定番なのだが、もともとのお値段が少々張るのに加えてなかなか再販がないため、中古価格が高騰していて今から買うのは少々厳しい……とはいえ連射速度にある程度バリエーションは持たせたく、しかし映像信号配線の延長はやりたくない……というぐうたら気質の私にぴったりである。
機能的にもコンパクトにまとまっており、ボタン1~3を個別に秒間10連・15連・20連・30連に変更できるほか、ボタン3を他のボタンに再アサインすることも可能。例えば2ボタンのゲームなら「ボタン1・ボタン2・ボタン1連射」という配置が可能になる。『19XX』や『ライデンファイターズJET』みたいにボタン長押し操作のあるゲームだと連射オンリーでは困るので、こういう機能が必要になるわけだ。なおボタン3は同時押しボタンとしての設定も可能で「ボタン1・ボタン2・ボタン1+2」というような配置もこの基板で実現可能。
一方、機能的な上限が3ボタンまでなので「3ボタンかつ長押し操作のあるゲーム」にはそのままでは対応できない。手持ちの基板だと『エイリアンvsプレデター』がそれ。より複雑な設定をしたいのであれば、今だとこれが選択肢に入ってくるのではないだろうか。
booth.pm
私もC-SYNC線をスマートに引き出す方法があればこうしたパーツに手を出してみたいのだが、現状は棚上げである。
ところでこの連射基板を購入したのは去年の秋ごろなのだが、この記事を上げるにあたってふと確認したらなんとNRS-1の公式在庫が復活していた。ただし多機能な分定価も張るので導入検討する人はよく考えようね。
アストロ1P側を三和レバー化&4・5ボタン配線
縦画面のブラストはセイミツ化したので、対となるアストロは三和で行きたいなということでチャチャっと換装。いや実際には全然チャチャっとではない。LS-32の4方向ファストンを三和の5Pコネクタに変換する手段がないので1P側の配線は丸ごと作成することになっちゃったし。このためだけにDigiKeyでUMP-UPの12PINを複数回発注することになったし手間もお金もぼちぼちかかっているが、得られた結果には満足している。横画面のゲームは三和のゆるめのレバーで遊ぶのが私には良いんですよ。
2P側はセイミツレバーのままだが4・5ボタンの配線だけは追加しておいた。これで2P側でもMVSのゲームが遊べるというわけですね。こうなると今度は7ボタンにしたくなったりするので人間の欲望は果てしがないですね。