ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

11月のゲーミング

10月に引き続きアクシデントの影響が大きくて新作は買えてないんですよ
わ、ワシもマリオRPGや豆狸やりたいんじゃ……

  • 龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル

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正直なところこのシリーズは6で見切ったのだが、8にスパイクアウトが収録されるという話で、そうなると8を遊ぶしかなくなったのでゲームパス版でやり直し。やり直しというのは実は以前PS4版を買うだけ買っていたのだけれど、バトルがだるすぎて積んでしまったからです。
そして改めて思う。このゲームのバトルはだるい。何がだるいってテンポがだるい。全体的にやりたいことややらせたいことはわかるんだけど、タイミングでボタン押させて数字変動これが龍エッセンスのアクション性でございってやるよりはおとなしく演出早送りさせてくれた方がはるかに良かったと思う。さっちゃんのみんな~★は楽しい演出だけど2回見るものでもないんですよ。
バトルバランスがメインシナリオ範囲ですらかなり辛口進行なのも個人的には好きではない……どうもその時点での寄り道要素を基本的にコンプする勢いの調整をしているのだと思うが、私はこの手の要素はクリア後にまとめてやりたい派なので。春日の育成武器が雷属性で敵に物理レジスト雷弱点の敵が多くなるのはそういうことですよね。
他にも「金庫(宝箱)を開けないこと」にメリットがない仕様*1なんだから金庫開けるかどうかいちいち選択肢を出すなとか、タクシーの扉のインタラクト判定狭すぎとか、このゲームのへの不満点の9割9分はRPGとしての粗削りさに集約される。路線変更一発目でやりたいことがわかる程度に背骨のあるシステムは構築できているので、あと2回くらい作れば名作が出てくると思う。
シナリオの方は……なんか挟まる小ネタとかが異常に露悪的という点を除けば6よりはだいぶ良かったと思います。いやまあアレと比べて下になるシリーズ作なんてほとんどないけどさ。春日のキャラにだいぶ救われているので彼は偉大です。若とカシラは生死を逆にしてほしかったなとかはあるけど。
あと9割がたのデモシーンを「セリフ単位でスキップできる」ように作っているのはこのシリーズの素晴らしい美点の一つであると声を大にして言っておきたい。ワシは字幕読んだら次に行きたいんじゃ。
じゃあ次は7外伝やるから……



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あまりに唐突すぎる発表もさることながら、今ベタ移植で3を出すというのがなんか……すごいですね……遊んでみたけど本当にオンラインマッチング対応の3tbというだけだったのですごい。ただまあ、バーチャeSがあるこのご時世に試験的にとはいえもう1個バーチャを復刻せよとなったら、消去法で2でも4でもなく3になるよなというのは肌感覚としてはわかる。
従来のPKGボタンと軸移動系行動のために追加されたEボタンによる4ボタン操作、ゆるやかな高低差を盛り込んだフィールドなど4以降のシリーズで継続しなかった要素が多く、3だけ独自性が際立っているからだ。「レバーを上に倒して戻すと奥に移動、下に倒して戻すと手前に移動」という3D格闘ゲームにおける軸移動のスタンダードが編み出される前のゲームであり、そもそもゲームが古いので操作感がかなり固くて窮屈なので逆に新鮮味はある。
ただこれ今からやっても面白いかと言われると……ううん……流行るといいですね

*1:ミミック的な奴がいるにはいるけど開けないとわからない