ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

1月のゲーミング

筐体以外で遊んでるやつを思いつくままに。

この後負けます

AppleArcade専用として帰ってきたソリティ馬くん。そんなに売り切りが嫌なのか……ただまあ確かに時間のかかるゲームなので収益性考えるとAppleArcadeみたいな従量制でおゼゼがいただけるプラットフォームのほうが良いのかもしれない。どれだけ遊ぶとゲフリの懐にチャリンチャリンできるのか知らんけど。
前回の基本無料版よりは3DS版の正統進化という感じでやはり面白いが、真面目に攻略しようとすると至極窮屈なゲームなのも変わっていないので、勝てそうなG3を埋め終わるあたりで遊ぶのがつらくなってくるのもそのまま。
なにせ真面目に上位G1を勝とうとなると3歳終了時にLvMAXが大前提だし、その3歳終了時にLvMAXにするためには「最終コーナーまで全部人馬一体」以外の攻略をこのゲームは認めていないし。繁殖で多少Lvや本気度を落としても勝てる馬を作るにもそれにはどれくらい時間かければいいですか……となる。ソリティアにもレースにも「勝たせてもらう」趣が強いゲームだからね。
3DS版はゲーム内ガチャという形でどうにか賞金の使いみちとプレイ目的を用意していたわけだが、AppleArcade版にはそれもないので……楽しいゲームではあるんだけども。
15時間位遊ぶと波が引いてくると思う。

悪堕ちする未来をネタバレされてへこむリヒター・ベルモンドさん

せっかくAppleArcade入ったのでこっちもやっておこうと思った次第。
Harmony of Despairをソシャゲ向けにチューニングしたような内容で出来自体は悪くない。歴代主人公&サブキャラの掛け合いのテキストも面白い。
とはいえ元がソシャゲであるという点から来ているであろう冗長な部分は如何ともしがたく、時間をかけて装備堀りしなければ先に進めない足切りラインがいくつも用意してある。
操作がゲームパッド大前提というのもなかなか攻めてると思う。これをiPhone本体操作でまともに操作することはできぬ……
キレつつも楽しんでいるのでこれを一通り遊ぶまではAppleArcadeは継続するだろう。

  • Hi-Fi RUSH

bethesda.net
ゲームパス案件。この規模でこれだけ作りこんだゲームを発表までよくぞ隠し通しましたねという点でも驚きだし、これがTangoGameworksから出てくるのも驚き。こんな引き出し持ってたんですね。
アクションにメトロノームの要素を取り入れたタイプのゲームとしては非常に演出の完成度が高く、背景の稼働物から主人公の歩行モーションに至るまでBGMの拍を外さないように配慮された作りこみは必見。敵の攻撃もメトロノームに沿って繰り出してくるのでバトル部分はルール違反があんまりないのもいいですね。
反面ジャンプアクション部分がだいぶイマイチで、足元が見づらいカメラなのにジャンプで渡る足場のサイズが妙にシビアだったり、一度リフトに乗り損ねると次が来るまでが長かったりとやたらストレスがたまる設計なのが目につく。
次に向かうべきドアや通風孔が妙にわかりづらかったり、通常移動時の主人公の足が微妙に遅かったりで割と眠くなってきてしまうので、バトル間の移動パートはもっと短くまとめてほしいのが正直なところ。
ともあれ全体的にはかなり完成度の高いバトルアクションなのでゲームパス入ってる人は遊んでみて欲しいタイトル。

www.nintendo.co.jp
IS内製FEなのでマップ攻略についてはかなり面白い。使用制限ある短期ドーピングで劣勢を切り抜けるというタイプのシステム自体はそこまで好きではないんだけど、それ込みでもバランスはかなり考えられている印象を受ける。
そしてIS内製FEの宿命としてテキストはむごたらしい。シナリオ自体は風花も良かったわけではないのだけれど、風花に備わっていたキャラとテキストの切れ味がエンゲージには全くないのでどうしようもない。
逆にマップ攻略に関しては風花は見るべきところがなかったのでなかなか天は二物を与えませんね。風花はシステムの自由度が高すぎてマップ面で凝った難度にできなかった事情はあると思うけど。
次からシステム面はISが作ってそれ以外は外部スタッフが作る体制にできんか。

www.xbox.com

ゲームパス案件。てっきりお蔵入りになったXBLAリメイク版をベースに仕上げてくるのかと思ったらそうではなく、エミュレーションベースのやつを新規に作って出してきた。起動時にレアリプレイのロゴが出るので実はレアリプレイの時点でこれも作っていたのかもしれない。
エミュレーションが速度も含めた再現精度重視なのかfpsリミットはしっかりかかるし処理落ちもする。爆発エフェクトがちょっと重なったり敵が複数わちゃつくと普通にフレームが飛ぶので正直面食らう。画面表示も解像度とワイド表示対応以外は変わっておらず、テクスチャの高画質化みたいな手はかけられていない。良くも悪くもプレイ感覚はほぼほぼ64版と同じものが出てきたと思ってよいと思う。

久々に遊んだけど記憶以上にかなり大味なFPSだった。フィールドの狭さや敵配置、死亡モーションの一つ一つに言いようのない懐かしさを感じる。
まぎれもなくゲーム機向けFPSの開祖の一つだけど、古典ゆえに現代の文法とはだいぶ異なるお作法でゲームが作られているので、今から始めて遊ぶという人は前評判は気にせずほどほどに構えて遊ぶのがよろしいと思う。すごく粗削りで不親切なゲームですよ。おまけにこっちは英語版だし。日本語はSwitch版を待ちましょう。
BGMがめっちゃいいのでここは期待していいです。