今年もやっていくが、今年はゲーム筐体を導入するなどそちらの環境の構築に注力したので現行機向け予算がなく、購入本数はかなり控えめ。
2023/1/1 15:40
SCORNとSTRAYを忘れてたので追記
■パッケージ系
- Pokemon LEGENDS アルセウス
オープンワールド風ポケモンとしては結構いい線行ってたと思うんだけど、この路線で行くならたぶんバトルもガラッと変えないといけないのだなあ……
- Ghostwire: Tokyo
これはSteam版をギフトで投げつけられたもの。感想はこっちに。
unfreeman.hatenablog.com
あんまり深いこと考えずにサーっと遊べる佳作エンターテイメントであったと思う。
ついに実現した本格3D式カービィ。ごく一部のタイムアタックの難度が終わってる以外は高いレベルでまとまっていて、今年買った新作の中では5本の指に入る出来。
- バビロンズフォール
思い出すと哀しみのあまり深々とため息が出てくる一本。ゲーム部分のちぐはぐさでいえばかのAnthemとタイマンを張れる領域に達しており、すでにサ終が確定しているという点でついにAnthemを凌駕した。2022年の煮え湯賞はこれで間違いない。プラチナゲームズには猛省を望む。
- Matchpoint:Tennis Championships
ゲームパス版。このタイミングでこのレバーの倒し具合だとこの辺にボールが落ちるかな~? ではなく落下点を可視化して自由に操作させようというシステムでもってテニスゲームに新風を巻き起こしたかったゲーム。ライン際にボールが落とせるか否かという点で一段上の操作難度をつけているけど駆け引き自体は既存のテニスゲームとあまり変わってないのがもったいない。パワースマッシュ(とマリオテニス64)の作った壁があまりにも高い。育成モードの初期状態が弱すぎてどこの大会に出るべきかの導線が薄いのもちょっと。
- SCORN
ゲームパス版。だいぶ期待していたんだけど何か思ってたのとぜんぜん違うゲームが出てきて困惑。てっきり『Clive Barker's Jericho』みたいなのだと思い込んでいたんですよ! 実際には地味な探索が延々続くタイプで最初の施設を自力で出られるかでこのゲームの適性は全部はかれると思うし投げても仕方ない、そういうゲーム。オマケでシューター要素の付いたスローテンポのアドベンチャーゲームだと思えば良い。FOVが狭めでものすごく酔うので駆け抜けで遊んでしまったが内容は正直うーん……
- STRAY
PS Plus版。ネコチャン!っぽさがぼちぼちある操作性と奇妙な世界観にオールインしたADV。登場人物と意思疎通が出来ない理由付けとしてのネコチャンなのでこれはネコチャンのゲームですと言われると異を唱えたくなるが、そんなに長くないし要所要所の絵作りはとても良く出来てるので最後まで遊ばせるパワーを持ったゲームではある。
- PAC-MAN MUSEUM+
ゲームパス版。期待してたんだけどパックマニアとかの旧作は思ったより操作遅延が厳しい印象。とはいえ大傑作である『パックマン チャンピオンシップエディション』を現行機で遊ぶ数少ない選択肢なのでこれ目当てで買ってもいい。CE2とかDXではなく無印版の移植は案外なかったんですよ。
全然起動できていません……
これもまだまだ遊びこみが足りない
起動……。
- GUNGRAVE G.O.R.E
ゲームパス版。やりたいことはわからんでもないんだけど不純物があまりに多すぎる。列車面の時間制限ギミックをクリアできずに折れるグレイヴめっちゃ多いと思う。このゲームの操作性で落下即死ジャンプアクションをやらせるのは勘弁してほしい。ステージ開始後最初のチェックポイントまでに死んだらリトライ時はストーリーデモをスキップするところからやり直しといった作りの粗さを放置することにも余念がない。
驚異の銃弾吸着力を誇る盾兵と、盾を破壊するための溜め撃ちの操作性の悪さも完全に喧嘩していて、溜め開始は先行入力が効かないので回避ジャンプしつつ溜めるというような操作ができず、溜めはダウンやのけぞりの発生でキャンセルされてしまうがトリガー引きっぱなしだと溜めが再開されないという細かいところでなかなかストレスがたまる。全体的にマスター寸前のベータ版みたいな雑さが見える。
ケルベロスの踊り撃ちで雑魚が大味なゴア描写でぶっ飛んでいく所はなんだかんだで爽快感あるので見所ゼロではないんだけどね。
- Fitboxing 北斗の拳
他はともかく小西克幸は歴代ケン声優の中でも解釈違い度合いでは最上位に位置する声なのでできればやめてほしいが、すっかり北斗無双以降の公式ケンシロウ声優として固定されちゃってなんだかなあ。ゲームはまだあまり遊べてないのでこういう愚痴しか書けなくてすみません。
■DL系
- 奇々怪界 黒マントの謎
さすがナツメ自らのリメイクだけあって原作グラフィックのコマ割りやサイズを丁寧に拡張してマップも全面リファインしてと一切手抜きのない仕事が光るが、ゲーム難度も手抜きしてないので1面からフルスロットルでゲームが難しい。たぶん原作より難しい。敵配置を覚えてじりじり進むゲームを求める向きにはお勧めできるが見た目に釣られると痛い目を見るでしょう。
- レイディアント・シルバーガン(Switch版)
目に見えておかしなところは結構直ったけどまだおかしいっすね……本体とアケコンあるならXBLA版の方が良いという評価はまだ変わらない。
■アケアカ
多いのでこれは別枠で。
変なゲームだけど好きなんですよ。
- ピストル大名の冒険
WiiVCにも来なかった数少ないSYSTEM1案件につき完全にお布施買い。ゲーム内容は……うん……
ナムコットコレクションのFC版と比べてみるのも乙なものですよ。
- トリオザパンチ
全デコ民待望の移植と言って差し支えない案件。この大味で奇妙でやっつけなゲームが脚光を浴びるのはとても良いことだと思います。
エミュ系移植としてはおそらく唯一であろう演出再現がバグっていないガンフロ。これは2面ボスの背景を見ると分かりやすいですがタイメモやイーグレットツーミニ版はラスタ演出がおかしくなるんですね。連射速度も変えられて機能的にも言うことなし。
これも好きなので……EGG版は名前が変えられたりしたのはどういう事情があったんだろう
何回やっても12面が突破できないすごいゲーム。この優しい見た目と優しいBGMからどうしてこのような胃の痛いゲームが生まれてしまったのか。初期は全然別の世界観だったそうですが。
- 闘姫伝承
一部のポリゴンプリレンダキャラとコンボを繋げると攻撃一発あたりのダメージがふえる逆補正システムがやけに有名なゲーム。コンボ自体は結構難しいゲームなのだけど練習すれば1度の打ち上げで人が死ぬ。ラウンド開始時にお互い相手に向かって強制ジャンプするという狂った仕様も合わせると当初から意図したバランスなのだろう。
PCエンジン版以来かなり好きなゲーム。なんかナムコばっかりだな!
ガンフロンティアと並び「クレジット入れてスタートボタン押してゲームが開始するまでの一連の演出で837円の元が取れる」ゲーム。メタルブラックは2面ボスまでの演出が本当に素晴らしいのでそこまでは遊んでほしい。そっから先は結構息切れするけど……
アケアカに突如現れた、そして誰もが予想しえなかったPS1互換基板のしかも超大物。ただし基板になかったバグが多い。ハムちゃん早く直して!
ゲーム内容自体は旧アリカテトリスの硬質な操作性がたまらない良作です。続編のTAP+も移植が実現するようにみんなで祈ろう!
単純にドットイート型ゲームというくくりで見たとき、私が一番好きなゲームがこれです。超好き。ゲーム内容も音楽も最高。移植感謝……
■メガドライブミニ2
竹本泉系タイトルが来なかったという点を差し引いても満足度の高いアイテム。メガドラミニ1は光のメガドラを可能な限り詰め込み、こちらはそこから一歩ディープな方向に踏み込んだ感じがある。これまで何か事情でもあったのか移植が一切なかった『新創世記ラグナセンティ』なんかも入ってて、メガドラミニ1と合わせてメガドライブというゲーム機を味わうには最適なパッケージと言えましょう。CD系タイトルはデモが概ね長いということもあってメニュー画面放置すると始まるデモモードがなかなか一巡しなくてゴキゲンですよ。
■イーグレットツーミニ
瑞起の仕事なのであまりハードル上げるのもなあ……と思っていたけどまあまあ無難な出来で出てきたと思う。内臓エミュに関しては全体的にセガのあれとかあれVとかよりは遥かにマシ。一方でボタンの押し心地とかレバーのストロークなんかは逆にセガのあれのほうが具合が良かったりする。イーグレットの方は4方向切り替えができて多機能なのでそこで埋め合わせている感じか。画面の縦横変換機能は実機と回転方向逆じゃねとは思うけど結構楽しい。
アケアカのところでも触れたガンフロンティアの2面ボスはMAMEや『タイトーメモリーズ』と同じバグが出るけど、同じくどちらでも正常に表示されないダラ外のストームコーザーの影はきちんと出ている。セガのあれもMAMEより優秀な部分もあるので、瑞起の方向性は「MAMEを参考に開始直後と有名どころのバグは直せれば直す」という感じなのだろうと思う。なのでセガのあれの方はしばらく遊ばないとわからないカルテットのプロテクトは見逃したし、デスアダーのエンディングの表示バグは直ってない。
いろいろ言ったけど満足度自体は結構高いです。アプデで遅延もそこそこマシになったし収録タイトルは全体的にアツい。
これを書いている間に追加SDである『アーケードメモリーズVol1』が出たのだけれど『黄金の城』が未規制バージョンでびっくりした。タイメモには規制後のバージョンが入っていた実績があるので収録ミスかと思ったら、こちらにはCEROのマークがパッケージにないのでおそらく意図的に未規制バージョンを収録したものと思われる。流通対策がいらない商品ならCERO通す必要もないのだなあ。Vol5くらいまで続いてほしいが楽しみにしていたライディングファイトが思ったより遥かに微妙なゲームだったので★4です。見た目はめっちゃ面白そうだったんだが……
パッケージ新作は10本そこそこしか買ってなくてびっくり。なので今年は個人的GOTYとかも無いです。エルデンもストレンジャーもソニックフロンティアも遊んでないので今年はそういう事言う資格がない。ワーストはバビロンズフォールで決まりですが。スクエニもプラチナも本当に猛省してくれ。