今、確信を持って言えることがあるとするなら『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の発売までは希望を持って生きていけるということです。
以下、気になったものをつらつらと
続きを読むまだ生きています。死んでいないのです。
自動更新が切れていた。広告が想像以上に煩わしいということがよくわかった。
jp.automaton.am
この企画記事に参加して、様々な面で脳内ライバルであるNomura氏に恋姫演武の稽古をつけてもらった。
記事中でも触れているが、アーケード版の前作をロケーションで見た時にウッとなって以来いまいちきっかけが掴めずに居たのだが、実際に遊んでみて想像以上にきちんと作りこまれた格闘ゲームであることを実感した。これは完全に食わず嫌いだった。
とりたてて防御的な特殊システムが実装されているわけでもないのに、ただのガードが強い選択肢として機能するように理詰めでバトルシステムやフレーム関係を追い込んでおり、接近戦の完成度が非常に高いと感じた。見た目の敷居を乗り越える価値はあるゲームだと思う。
Nomura氏のこちらの記事も是非併せて読んで、恋姫を遊んでみてほしい。
【Amazon.co.jp限定】 ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) (戦車トークCD付) [Blu-ray]
とは言いつつ、まだ劇場版は遠しで5回ほどしか観ていないので(福田が出てくるシーンだけ とか遊園地のシーンを通しで とかは観ているが)、戦車道は白帯もいいところでありガルパンはいいぞという境地には達していないが、これからも時間はある。
こういう出来事があったので言う……わけではないが、もうちょっと早く魅力に目覚めることができればなあと思う反面、こういうタイミングでないと「楽しむ」ところまで行くのはやっぱり難しかっただろうなとも思う。ガルパンの最初の2話とかいま観てもやっぱちちょっと退屈だなと思うし。
興味の水位とでも言うのか、たとえば恋姫の「これは美少女ゲー原作です」というアリバイ工作のようなお色気要素だったり、ガルパンに散りばめられた作劇的ウソの数々だったりという点が気になるときはどうしても気になって「楽しむ」というところまで到達できないことが往々にしてある。私の性格上、そこを無理やり我慢して先に進んでも苛立つだけだというのが自分でわかっているので、そういう時はいったん距離を置くようにしている。
恋姫もガルパンも、たまたま自発的に興味が向いていて、沸点が高くなっていた時にこういうキッカケがあったので、コンテンツの持つ魅力に気づいて楽しむところまで行けたわけだが、このあたりをもう少し自分で制御できるようになればなあと思ったりもする。「今ならなんでも許せる気がする」という風が吹くのが突然すぎるのは正直自分にとっても良くないことだと思っている。
書く前に書かれた。見事にネタが被ってしまった。
そういうわけで執筆者は私ではなくHikaru Nomura氏であるが、内容については概ね同意見ということもあり、ここで記事の方を紹介しておき、私は雑感を書くに留めたい。
ビデオゲームで風刺を試みる、というのはそれほど珍しい話ではないが『The Westport Independent』の場合は風刺そのものが目的化してゲーム部分が完全におざなりになってしまっていて、肝心の風刺自体もそれほど利いているとは言いがたいという、これまた珍しくない失敗に陥ってしまっているように感じる。
「報道は事実のみを掲載するが、すべての事実を掲載するとは限らない」という着眼点と、それを皮肉った「伝える事実の一部を削って世論を動かす」というアイデアは本当に面白いと思うのだが、肝心のゲームが本当に面白くないのが本当に残念。結局「体制側か反体制側か」を選択して、それに対する正解になるように選択問題を回答するだけなので底が浅すぎるのだ。なによりこの真理に到達するまで5分とかからないのがいけない。
背景である世界観にも気を引くところがなく、ニュースを書かせる各ライター個人にもまったく興味をもつことが出来ない。せめて世界観がもう少し丁寧に構築されていたならば、このゲームに対する印象は全く違ったと思うのだが……