ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

2017年徒然

ゲーム含めて2017年に身の回りであったことを適当に思い出せるままに振り返り。
こういうことをまとめてではなく日々書いていけるといいんだけどなあ~






結局何がしたかったんだのページに新たな歴史が。ゲーム自体はほどほどに面白いし手は抜いてないというのはわかるんだが、端々のソシャゲとしての仕様があまりにも渋ちんすぎた。とにかく敵が硬く、機体のレベル上げないと話にならないので、経験値周回でプレイ回数を稼がせるというゲーム設計は理解できたのだが、要求経験値量やスタミナ消費量があまりにもからすぎた。
しかも最初期はステージ解禁に対人戦勝利が必須という絶望仕様で、対戦するリプレイの選出もあまり機体差は考慮してない感じだったので出遅れれば出遅れるほどう~んという具合で救いがなかった。
結局ステージやスタミナ関連の数値はかなり早い段階で緩和されたものの「対人戦や敵耐久力の硬さで足止めしてプレイ回数を稼がせた結果機体強化のためのポイントが溜まっている」というフローが崩れ高次面の敵の硬さだけが浮き彫りに。大規模バージョンアップで時間限定のボス戦などを追加するも焼け石に水。
既存の完成しているゲームをソシャゲのシステムに落としこむって難しいんですね~という事実をソリティ馬につづいて再認識する結果に。

ハシビロコウさんに惹かれてこのアニメを心底楽しみにしていた一人の視聴者としては最近の流れは本当に残念でならないわけです。一期が単行本上下巻くらいで終わる極めて良質な短期集中連載漫画にも似た完璧な着地をキメただけに、さすがにもうこのレベルの構成力を望むのは酷だろうとは思いつつも、あの世界の続きが観たかったのは確かなので。
一期に関しては吉崎観音だけでもたつきだけでも駄目だったバランスの上に成り立ってたと思っているので、おそらくは「吉崎観音の色」が濃くなるであろう二期にいろいろな意味で注目ですね……一期の続きをやるのか、もう別の世界を描くことにするのか。同じものはもう見られないのだから新しく生まれるなにかには期待していたい。

  • PCを買い換え

3770K+R7 260から6770K+Geforce 1070へ。お前AMDじゃねえのかよぉ! というお声はごもっともであるが、RYZEN機は店頭に影も形もなく、私は今重度の配線アレルギーにかかっていてベアボーンとパーツ買ってきてイチから自分で組むという事ができない体になっているのでやむなし……RX系グラボもマイニング需要で市場在庫が枯れてる時期だったんですよね。
個人的にゲームならまだフルHD上限で十分と思っているので、1070で現状不満なし。そこそこ設定盛ってもヌルヌル動くしその気になればVRもいける。この機体で向こう3年は戦いたい。

なんか配慮とアリバイ作りに塗れた映画だった。遠い遠い昔とは実は結構最近のことで、遥か彼方の銀河系とはハリウッドの事だったんだよ的な。お話もエピソード7をエピソード9へつなぐための橋渡しという感じで2時間半がすべてEP9への助走に費やされている。ここまで来るともう「最後のジェダイ」というタイトル単品でどうこう言うべき映画ではないように思う。EP9とセットで観て下さいねとフォースが囁く。
そのせいか編集も演出も正直眠くて、というか実際ちょっと意識が飛んでしまって、なんか重要シーンを見逃したかもしれない。起きてる間はこれ120分にできましたよねみたいな冗長さをずっと感じていた。その顔と顔のカットはもういいです。
フォースの覚醒は割と旧作からネタ引っ張ってきてオールドファンにアピールしていたのに対して、最後のジェダイは「過去? 伝統? そんなもんクソだよクソ」という話に振ろうとしていたのでEP9でどう始末をつけるのかは期待しているのだが。

AmazonPrimeで配信されている「有田が週刊プロレスを題材にプロレスを語りまくる」というだけの番組。プロレスの映像は一切なく、せいぜい話題に上がる選手の写真が補足で出される程度で有田がゲストにプロレスを語るだけというシンプルさなのだがこれが実に面白い。有田のお笑いはあまり好きではないのだがプロレスファンとしての有田としては尊敬のできる人物だと認識した。
何が尊敬に値するかというと、この番組での有田は基本的にプロレスの楽しいところしか語らないことだ。プロレスの明るい部分、エキサイティングな部分の歴史しか語らない。どうしても暗い部分に触れざるを得ない部分も極力軽く流すか笑いに切り替えてしまい、プロレス白帯のゲスト(と視聴者)に対してプロレスファンとして楽しいところだけを丁寧に抽出して語っていく。
週プロの表紙だけでそこ至るまでの団体間の歴史や選手のバックボーンに至るまで熱く語れるほどの知識を持っているのだから、その気になればもっと刺激の強い話やドロドロした話、舞台裏の話などいくらでもできるはずなのに、この番組での有田はあえてそれをしない。プロレスの楽しさを語りたいファンとしての姿勢を崩さない。これはなかなか出来ることではない。トークも実に巧みで、言いたいことは言いつつきちんとその日のお題の週プロに着地させる構成力が見事。プロレスにかぎらず「ファン」の理想形をこの番組の有田は体現している。私はそこを尊敬し、羨ましく思うのである。
とりあえずシーズン1の1話・2話だけでも観てほしい。