13時間程度でさっくり一週。例によって攻略wiki・サイトは封印。
ハイネは墜ちたしレイも死にました。隠し取りこぼしまくりンぐ！！
前作Wがあまりに良すぎた所為でどうしても辛めの評価になってしまいますが、
それでも戦闘アニメ、BGMともに順当に進化していたのではないかと。BGMは一部ひどいのがありますが。
戦闘アニメに関してはむしろ暴走の度合いが増しており、
前作同様DSの画素が高くないのをいいことにまさに好き放題やっております。
今回の勇者王的優遇枠はガイキングですかね？
反面シナリオは流石に前作のようなパワーは感じられず、
(参戦作品の都合上仕方ないとはいえ)異世界をいったりきたり飛ばされるシナリオではクロスオーバーもやりづらく、
新規参戦作品の多さから展開で冒険しづらかったと思われる弊害がここに出ていると思います。
いややっぱり前作がシナリオまで好き放題しすぎてただけかな……
個人的には主人公が魅力的でなかったのもマイナスポイント。
どうもヒロインと陰でコソコソやってるっぷりが駄作と名高いRとダブり、
主人公の挫折→復活のプロセスの描き方に疑問が残ります。
せっかく大介さん的ポジションの主人公なんだから、地球人への疑念→復活の過程はもっと丁寧に描いて欲しかったところ。
この辺りも前作のカズマが実に魅力的な馬鹿だったことに対する反動がありますな。
システム的にはパートナーシステムが
悪名高き小隊システムじみててちょっとアレだったりしました。
C攻撃持ってないと敵の数が実質倍とか
前作後半のエイドII(撃墜すると中の人が出てくる)に似たイライラが全編にわたって展開されるわけで
しかもパートナー編成時にはコンボ攻撃自体が出来ないとか
援護攻撃が隣接ユニットではなくパートナーになってるとか
パートナーを組むことに対するメリット・デメリットという点ではメリハリついてて悪くないかもと思うんですが
MAP上で任意にパートナー結成・解除ができてもよかったんじゃないかなーとか思います。
とまれ、アニメカットインの使い方も洗練され、各種エフェクトの魅せ方も磨きがかかっており、
「スパロボに求められる最低限のモノ」に関しては高水準で満たしているとウチは考えます。
Zに首をかしげた人にはお勧めできるかもしれない。
個人的にはスパロボKを通じてガン×ソードという作品に非常に強い興味を持ちましたので
近いうちにDVD借りて観てみようかと思います。
「俺は童貞だ！」には腰が抜けました。
