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ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

TOP25 VIDEO GAME CONSOLES OF ALL TIME "No.21"

翻訳ネタ

Odyssey2
Magnavox社 1978年

Ralph Baer*1 の創造したOdysseyは、家庭用ビデオゲーム産業を生み出した。他のマシン――たとえばAtari2600やNES――は、
それを一般化・大衆化したかもしれないが、その期限は間違いなくOdysseyであったのだ。
しかし、Odysseyにはさまざまな制限があった。全てのゲームは内蔵されていて拡張は不可能だったし、
パドルベースのコントローラはジョイスティックと違って不便だった。そこで、MagnavoxはOdyssey2の開発に着手した。


Odyssey2は、様々な点において、当時の大ヒット機でありライバルであったAtari2600を模倣した。
それは例えば1ボタンジョイスティックの採用であるとか、カートリッジ交換システムの採用であったりといった点であるが、
Odyssey2は解像度をはじめ、技術的ないくつかの点――フルキーボードの実装、教育用ソフト、音声合成装置の自由度など――を覗いて、
Atari2600の後塵を拝した。


それでもOdyssey2は、Odyssey以上のゲームが発売された。
magnavoxはOdyssey2向けのゲームを50タイトル以上開発し、その中のパックマンクローンゲームの一つ
KC Monchakinは、Odyssey2の中でも最高の売り上げを誇る。
もっとも、ずっと興味をそそったのは、かなり装飾的な盤上ゲームアクセサリーと同時に発売された
MasterStrategyGame*2だった。


改善にもかかわらず、Odyssey2はAtari2600ほど浸透することはなかった。
それでも、MagnavonとOdysseyのブランドは、ヨーロッパ・南米であわせて100万台、
北米でも100万台を売り上げることを可能とした。


Odyssey2には前作Odysseyのような歴史的な地位も、Atari2600のような決定的人気もない。
それでも、その一般的、遺産的な価値観から、現在の目で持ってしても重要なマシンの一つである。
BearがOdysseyを生み出さなければ、その後家庭用ビデオゲーム産業は生まれ得なかったのかもしれないのだから。

原文はこちら

誤訳指摘やツッコミ大歓迎。ですが訳文の無断転載は勘弁してください。

*1:初代Odysseyを開発したドイツ人技術者。ビデオゲームの父と呼ばれる

*2:訳注:潜水艦ゲームのことですかね……