ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

スカイ・クロラ(原作小説版)

を読みましたぞ。とりあえず映画の原作になってる巻だけ。


どうも受け付けない書き回しだと思ったら著者が森博嗣だった。迂闊だった。
わしも「すべてがFになる」「冷たい密室と博士たち」位しか読んでないけど
そうもこの人の作品は受け付けがたい。なにが駄目なのかな〜文章かな〜


で、小説なんですが
主人公が「根暗で感情の起伏に乏しいエース」という非常に感情移入しづらい逸材でありまして
作中にもごく一部を除いて感情も存在も希薄な人間しか基本的に出てこないんですが
このあたりは作劇として狙ってやってるのかなぁ。
空戦シーンも陸のシーンも淡々と進行しプロローグからエピローグまで
淡々と飛んで殺して降りて振られて抱いて飛んでまた殺してをひたすら書き綴っている。
わしはちょっとこういう構成はあわないなぁ。もうちょっと他の感想が聞いてみたいところ。


映画版はどうしよう。というよりもともと映画を見に行くつもりの予習で読もうと思ったわけだが。
もうゲーム版だけでいいかなぁ。