まだウマ育ててます
育ててますと言っても、さすがに月額サービスの購入程度ではそろそろ育成に上限が見えてきていて、Aランクを超えるキャラは当面の間登録できそうにない。ここからもう一歩ステータスの高いキャラを育てるためには、サポートカードガチャをガッツリ回してSR以上のカードの凸を重ねる必要がどこかで出てくるだろう。SSRキタサンブラック強いですね!
では何をしているのかというと、ここ数日はもっぱら各キャラの専用実況探しに精を出している。このゲーム、レース中の実況音声に特定の条件下でのみ再生される育成キャラ専用の音声が、おそらくは各キャラに1つ用意されていると思われ、それを探しているというわけだ。
多くの場合はモチーフ馬の実績に準じたレースに設定されており、わかりやすいところではモチーフ馬の大きなifとなるサイレンススズカの天皇賞(秋)1着、モチーフ馬の最終最後の見せ場を再現するオグリキャップの有馬記念1着などがある。この辺りは育成目標で必ず通過する条件であるため発見しやすい部類でもある。
一方で凝った隠し方になっているものもある。例えばマチカネフクキタルの「京都新聞杯と神戸新聞杯を連勝」がそうで、この二つはどちらも育成目標に入っていない自由参加のレースなので、狙わないと絶対に出てこないボイスなのだ。
これをどうやって見つけるかというと、モチーフ馬の実際の戦績を追うのが一番早い。専用実況は概ねモチーフ馬の実レースで出た名フレーズの再現という形をとっており、そうしたフレーズは一着を取ったレースで出るものなので、モチーフ馬が一着を取ったレースを中心にゲーム側で一着を取って確かめてみるわけだ。特にマチカネフクキタルの場合は「神戸、そして京都についで菊の舞台でも福が来た!」という杉本清氏の有名な実況があるので、そこから逆算して条件を探れば良かった。もっともウマ娘内のレース日程と当時のレース日程はだいぶ異なっているため、神戸→京都という順番での連戦がまずできないので、そこはなんとなく汲み取ってやる必要はあったのだけれど。むしろ最初は京都→神戸→菊花賞を連勝しなければならないのかと思ってやっていたので拍子抜けした。
ちなみにこの専用実況、本当にただの隠し要素というだけでゲーム的なメリットはゼロです。現状では見つけること自体には何のメリットもない。ステータスアップとかそういうゲーム的な恩恵は一つもない。
でもこれ探すのめっちゃ楽しいんですよ。現実世界にモチーフのある題材を扱っている以上、その重要な構成要素(今回の場合は実況)は再現されていてほしいし、そういう「ほしいもの」がきちんと、しかしさりげなく用意されているというのはとても心地よい。
私はこうした特殊実況がかならず1キャラに1つは存在するものと一方的に開発陣を信頼して探しているが、そうした信頼にきちんと回答が仕込んであるというような作り込みに私は弱い。ちゃんとしててほしいところがちゃんとしているという尊さがあり、そうしたところはきちんとほじくり返してあげたいなと力を入れてしまうのだ。
そういうわけでしばらくこの探求から抜け出せそうにないです。現実の方ではG1を勝てなかったナイスネチイチャあたりは条件の検討がまったくつかないので辛いんだけど。有馬記念勝ってもだめだったし……