ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

ニンジャが出てこr……ん、んん?

  • ゴシックは魔法乙女

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とりあえずこのくらいまで遊んでみた。


一昨年「ドンパッチン」が出てきた時は本当にCAVE終わったと思っていて、このゲームの初報が出てきた時もまだやんのか程度にしか思ってなかったが、あのドンパッチンの後で、なおかつベースシステムはドンパッチンのままということを差し引いてもかなり遊べる出来になっていてちょっと驚いた。
敵に接近するゲームなのに各種エフェクトより敵本体の描画優先度が下なので知らないと激突死するとか、UIが相変わらずクソとか、ステージ終了後のリザルトボイスが飛ばせなくてクソとか欠点もたくさんあるけど、まあそのへんは追々直っていくんでしょう。ソシャゲだし。
被弾後の無敵時間が厳しすぎるのも何とかして欲しい。

移植担当が『ドンキーコングリターンズ3D』のMonster Gamesと聞いて正直かなり不安で、実際『DKR3D』同様フォントが見づらいみたいな問題は引き継いだもののかなり頑張った移植でこれまたびっくり。DKR3Dもこれくらいのクオリティで出てればなあ。
New3DSに移植するにあたってかなり手が入れられているものの、ゲームプレイ的にはほぼ遜色のない内容になっているほか、Wii版のネックだったこまごました読み込み時間がかなり改善されていて遊びやすくなっているのでゼノブレ未体験の人にはぜひとも触っていただきたく。ただしZLは押しづらい。
根性移植フェチ的にも「遠景表現の変更」「キャラクターモデルがまるまるデチューン」「エフェクトの微妙な簡略化」など見どころ満載で、単純な移植作業ではなかったことがそこかしこから感じられて、こういうのが見たい私にはピッタリの内容だった。

  • ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン

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配信開始当日に会社に泊まりだったので生放送が観られなかった境遇がかなり呪わしかったのだが、観られなくてよかったのかもしれない。多様性だとか予想を裏切る裏切らないだとか以前の問題として「騙された感」が強い。深夜の15分枠とかで流すならギリギリ成立するラインの与太アニメというのが1話見ての感想。もし終盤のブリッジ回避のシーケンスがなかったら、今頃私は「15分間タルピー観てた方がマシだった」とツイートしていたことだろう。あの数秒間にだけは製作陣のカラテを感じた。

これまでも忍殺公式は予想も期待も裏切るのが大好きで、思い返せば忍殺公式が「読者のために」何かをしたことはなかったしこれからもすることはおそらく無いのだが、それでもこういう「騙し方」はしてこないと私は勝手に思っていた。甘かった。相手はあのほんやくチームだった。ブーブスのノリでアニメをやるなど造作も無いことだった。

確かにキービジュアルの公開からPV公開、そしてキャラクターデザインの公開で明らかになった変貌の過程を考えると、こういう内容であることを予想する材料はゼロではなかった。私はアニメはこうあるべきだなどと大それたことを言うつもりはないし、そんな権利はない。しかし「全力で超者ライディーンのパロディをやるニンジャスレイヤー」など観たくはなかったことだけは確かなのだ。だから2話以降は当面のあいだ観ないし、以降この事についてコメントはしない。必要なのは冷却期間だ。