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ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

Forza Motorsport 4

XBOX360 ゲーム感想


キャリアモードを何周か。
AutoVistaモードはほぼ全解禁。
というか、レースしてる時間よりAutoVistaで車を眺めるか
リプレイで写真取ってる時間のほうが多分長い。


初代Forza〜Forza3までの同タイトルが持っていなかった
「華」の部分をとうとう手に入れた。


ウチはこの手のシミュレーション系レースゲームが非常に苦手で
ソフト日照りからForzaも毎作品買ってはいるのですが
まあ概ね2時間持たずに投げ出すわけで。
それは直接の前作であるForza3でも変わらなかった。


そんな不自由人だが、Forza4は特にソフト日照りでもなく
年末に向けて気合の入ったタイトル群が控える中、あえてのForza4を購入。
それはこのゲームに収録される「AutoVista」モードをこの目で見たかったから。


AutoVistaモードとは、Forza4に収録されている車の中から選りすぐりの車種について
このモード用に徹底的に作りこんだポリゴンモデルと
英国のぶっ飛び車番組「TopGear」の名物司会者ジェレミー・クラークソンの語りでもって
車を文字通り見回すことのできるモードのこと。


実際に見て本当に驚いた。
このモードの車はかなり視点を近くすることが出来、またウイングの可動ギミックなど
その車の特徴を極限まで再現している。
ボンネットを開けた中のエンジンの造形、車の内装に至るまで
およそ画面に映るであろう部分に関して徹底的にモデリングされており、
ミラーやヘッドランプの映り込み、ガラスやシートの質感に至るまで
一切の妥協なく一台の車をあるがままに作り込んで居る。
それぞれの車は運転席・助手席に擬似的に乗り込むことも可能で、
運転席に座った場合はキーを差し込んでエンジン起動、
その気になればその車でコースに出てチャレンジミッションを行うこともできる。


この没入感は正直かなりのもの。
車を隅々まで見回して、車に乗り込んで、コースにまで出られる。
コースに出ても作りこまれた内装はそのままで、AutoVistaで見聞きした車のイメージを損なわない。
レース部分も60fps。
さらにこのモードに登場する車はFerrari F458やFord GTといった
所謂「スーパーカー」が殆どであり、その性能は折り紙つき。
テレビで聞いた排気音、カタログで見た車そのままがそこにある。


このモードからは、このゲームに携わったスタッフの、車に対する情熱と愛情を感じる。
前作までのForzaからは感じることの出来なかった、ゲーム越しの人間を感じる。
その熱意が、さほど車に興味のないウチのような人間にすら、キャリアモードを周回させる。
このゲームほど、車内視点モードが楽しいゲームをウチは知らない。


そういうわけで、AutoVistaで高まったテンションのままキャリアモードを何戦か回して
クラスを上げていくのが今のところ楽しい。
残念ながらブレーキとステアリングのアシストと車体ダメージをシミュにしている以外は
オールオンという比較的ゆとり仕様でレースをしているのがアレですが。
オールシミュレーションにすると
「難しさを御する楽しさ」よりさきに
「理不尽なイライラ」を感じてしまうシミュ適性のなさが表に出てきてしまうんだ。すまない。


それにしてもAutoVistaはほんとうに素晴らしい。
このモードのクオリティで車種だけ増量すれば
カタログ的な名目でお金が取れるんじゃないかと思うくらい。
このおかげでキャリアモードをすすめる活力が湧いてくる。
あのスーパーカーでCPU車をぎたぎたにしてやるために。


少しでも車に興味がある人には文句なくお薦め。今回はあまり触れなかったけど
リプレイから写真を撮るモードもシャッタースピードから絞りから調整できてほんとうに楽しい。
なにぶん、Forza3は2時間持たずに諦めたウチがキャリアモードを数週出来る程度には遊べている。
ウチの欲しかった「エンターテイメント性」を、Forza4はとうとう魅せてくれた。


逆に車に興味がない人には全くお勧めできないしオススメしない。
手を出すべきではないとさえ言える。
ウチ自身、AutoVistaが無かったら絶対に購入していない。


ただし、「車にちょっと興味がある」という程度の人でも、
まず間違いなくこのゲームは受け入れてくれるだろうとも思う。
このゲームは車好きの開発者による、すべての車好きと、すべての車のためのラブレターなのだと思う。
ポルシェに関してはラブレターを受取拒否*1されたが、
それが開発側の愛情に疑いを生じることには繋がらないことは明白だろう。

*1:ポルシェのゲーム化権を保有するEAとのクロスライセンス契約がEA側に拒否されたため、ポルシェ系車種は極一部を除き収録が見送られた