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ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

ダンガンロンパ

ゲーム感想 PSP

クリア。プレイ時間13時間くらい。
独特の雰囲気を持つADVとしてはなかなかの出来だったと思います。


ゲームの基礎知識は公式サイトで確認してもらうとして
ゲーム内に存在する各パートごとに思ったことをくどくど書いていこうかな。


ドラちゃん声のモノクマさんに全部持っていかれるかと思いきや
どのキャラも魅力的に立っているのが良い誤算。
そして、その魅力的なキャラクターが
いつ死ぬかわからないと言う緊張感こそがこのゲームの肝ではないでしょうか。
モンドくんかっこいいよ
かっこいいよモンドくん

■日常パート
自分以外の各キャラクターと交流して高神戸を上げるコミュニケーションが行える。
好感度があがると後の捜査パートや裁判パートで使用できる「スキル」がもらえるほか、
そのキャラクターの背景設定がわかる会話イベントが別途発生するようになります。


このゲームがキャラクター自身の魅力がかなりいけてるゲームであるところや
サブイベント自体が後のストーリーの伏線になっていることもあるので
このコミュニケーション自体は結構楽しいものであったりするのですが
注意したいのがここで好感度を上げたからと行ってストーリー自体には影響しないところで、
何がおこるかというと意中のあのキャラが殺人事件であぼーんなんてこともありうると言うことです。
好感度で会話が変化するなどの仕掛けがあるわけでもないので、
スキル貰えるだけじゃなくもうひとひねり何かあればよかったかなあと思います。
背景設定上難しいんだけどキャラ個別エンドは欲しかった。


■捜査パート
極めてオーソドックスな総当たり系ADVになる部分なのであまり語るところが。
調査がカーソルによる場所指定式なのと、意外と反応する箇所が多いので
前述の日常パートで教えてもらえる「画面の反応箇所が可視化されるスキル」がないと
とくに「フラグを立て終わらないと移動出来ない場所」などでいらいらすることが多々あるかと。
キリギリさんとは数回だけでも仲良くしておきましょう。


■学級裁判
本作の目玉。
作中で起きた殺人事件の犯人を議論の中で解き明かしすのが目的。
以下のいくつかのミニゲームからなる。

  • リアルタイム議論

フルボイス・リアルタイムで進む議論に潜む矛盾に対して
事前に用意されたコトダマバレット(要はツッコミ)を撃ち込んで展開を進めるミニゲーム。
また、手持ちのバレットに正解が無く、「誰かの発言を記憶してバレットに変換し、別の発言にぶつける」
というパターンもある。


コトダマバレットの自動選択時に詳細内容が確認出来ず、例えば「○○のプロフィール」という
バレットが選択されても、コトダマバレットの詳細はメニュー画面からしか見られず、
メニュー画面が開けるのは議論の台詞が一巡したあとの主人公のモノローグ時になってしまう
議論開始前に使用可能バレットが一覧表示される画面でバレットの詳細を確認できないのがやや不便。
リアルタイム議論でボイスが進行している間にメニューを開くことはできるんですが、
不肖私目、この記事をうpしたあとコメント欄で指摘されるまでこの機能に気づきませんでした。
※指摘くださったfellowsさん ありがとうございました。記事を一部修正しました。


あとはちょこちょこ意地悪な正解パターンが有るくらいで、BGMも緊張感があり良く出来たミニゲームだと思います。

  • マシンガントークバトル

相手の「聞く耳もたない発言」を撃破するリズムアクション。
初代ドラッグオンドラグーンの新宿でやるアレみたいなもんだと思ってもらえれば。
どのような意図でこのミニゲームを入れたのか全く分からない。

事件に関わるキーワードを、空中をただよう平仮名を撃ち落として完成させるミニゲーム。
どのような意図で(ry

  • クライマックス推理

学級裁判の大詰め、事件の全貌が歯抜けのマンガ形式で示され、
歯抜けのコマの一部分だけ見えるピースを使ってマンガを埋め、推理を完成させるモード。
わかりづらさが異常。手持ちのピースそのものが小さく、証拠品に書かれた文字が重要なのに
文字が潰れて読めないとか、部屋から出てくるコマのピースなのか部屋に入るコマのピースなのかがわからないとかザラ。


……リアルタイム推理をもうちょっと突き詰めてくれれば全然良かったような。他のミニゲーム要らない。


■シナリオ
良く出来たトンデモ。詳細は公式サイトを見てもらうとして
伏線も丁寧に配してあり(丁寧すぎて比較的早い段階で物語の全貌がわかってしまったが)、
ミステリー部分の出来も基本的と言うか、王道を外さない作りをしているため、
実は割と万人におススメしてみたいゲームなのですが
やっぱり1話辺り確実に2人は死ぬ(被害者と犯人)という無慈悲な緊張感が受け入れられるかどうかが鍵。
死ぬキャラへの救済ルートなどは特に用意されていないので、お気にのあのキャラが無残な屍に!
という精神的ショックはクる人にはかなりクるんじゃないでしょうか。


終盤の話が若干駆け足で、全体を通してみるとやや整合性が取れないところが目立つところと
特に最終話の誤字の数が激しいところが気になる程度で
セリフ・ボイス全読みで15時間程度とADVとしては十分なボリュームがあり、
キャラの容赦ない死を予め覚悟して置ける人には十分お薦め出来るタイトルだと思われます。