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ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

Vectrex紀行 WEBWARS

「おい、イッパイアッテナ イッパイアッテナはどこだ」


はい、お嬢様。


「Vectrexがやりたいわ、イッパイアッテナ」


かしこまりましたお嬢様。
ところで、私の名前は"ふz"


「貴方は口を挟まないでアッテナ」


アッテナ?


「Vectrexよ、アッテナ」


かしこまりましたお嬢様。それならば、これなどはいかがでしょう。



"WEBWARS"というゲームでございます。


「意外とカセットは小さいのね?」


そういえば前回は内蔵ソフトだったのでお見せしていませんでしたね。
御覧の通り、カセット自体はかなりコンパクトな代物となっております。
見た感じ折りたたんだGBASPと似たようなサイズではないでしょうか。次回比較してみましょう。



「これは何かしら」


これも前回ご説明していませんでしたね。
これがVectrexというゲームマシンの肝のひとつ、オーバレイでございます。
Vectrexというハードは"白い線"しか表現できないゲーム機ですので、
画面にこうした下敷きを貼ることで、擬似的にカラーを再現しているのでございます。


「随分原始的というか、人類的ね」


このゲームハードが出た当時でも若干時代遅れの代物でしたが、
モノクロの上にカラーセロハンを貼り付ける手法は昔は一般的だったのでございます。
とくにVectrexのオーバレイはデザイン的にも凝ったものが多くて、
オーバレイ自体がひとつの見所となっているのです。


「見栄えは大事よね」


左様でございます。



ちなみに前回プレイいただいたマインストームのオーバレイはこちらです。
前置きが長くなりましたが、そろそろWEBWARSをプレイ頂きましょうか。



前回撮影した起動画面があまりにも酷かったのでリベンジしました。


「精進したわね」


勿体無いお言葉でございます。



こちらがメインゲーム画面です。
画面は奥に向かってどんどんスクロールしていきますので、
レバーで4方向に移動し、ショットで敵を倒してどんどん先に進んでください。


「綺麗だわ」


この淀み無く流れる背景はVectrexゲームの中でも随一の美しさだと私は思います。
もっとも、敵が沢山出てくるとチラついてそれどころではなくなりますが。



トゲトゲした敵に混じってこういう謎の微生物もやってくるので、こいつはキャプチャービームで捕獲してください。


「ほかく?」


ボタン3を押すと謎の棒が自機から出てくるのですが、それを微生物に当てればよいのです。


「なんだか普通に倒してしまってるように見えるのだけど」


そのあたりはお嬢様の電子頭脳で「つかまえた!」ということに。


微生物を捕獲したあと敵を倒すと"□"のゲートが出現しますので、その中に飛び込んでください。



「変な画面になったわ」


これはトロフィールーム画面です。
先程の微生物が陳列されているかと思います。
このゲームは基本的にこの繰り返しで、トロフィールームにすべての微生物を飾り付けるのが目的なのだ……と思います。


「"思います"とは何事?」


なにぶん難易度が高いものでして。上の写真は私の現在の最高記録のものなのですが、一匹捕まえるごとにゲームスピードが上昇するので意外と難しくなるのですよ。



「確かに難しいわ。地形にパースがかかって
 カーブのようになったりするのは良いのだけど、
 ショットや当たり判定が若干怪しいのね」

はい。どうも縦方向へのやられ判定が厚めにできているようで、グラディウスIIIもかくやと言わんばかりの謎死を起こしたりもします。


「オーバレイの絵がよくできてるおかげで見た目は綺麗なのよね」


はい。参考までにオーバレイを外したすっぴん状態の写真を見ていただきましょう。



「白いわ」


はい。ビームも画面に描画されたものを直接見ることになるので
若干目に厳しい画面になります。
こうして見ると、Vectrexで遊ぶ上でオーバレイの存在が
如何に大切かおわかりいただけると思います。


「見栄えは大事よね」


左様でございます。



「……」


あっ


「見たわね」


見てません。


「見たわね」


……見ておりません。