ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

BORDER BREAK所感


20クレほどブチ込んで対人戦解禁してきた。


操作系はほぼWASD+マウス操作を変則的に実現したTPSという感じで
ゲーム中もチケットなし、リスポン無限で
あくまで両軍陣地に受けたor与えたダメージのみで勝敗を決めるというシンプルなシステムなのは好感がもてる。
まあ既に雪合戦ゲームになっている感はあるが……


持てるがゲーム以外のところに費やすお金が多すぎるのが気に入らない。
このゲームのクレジットの扱いも基本的に「1クレジットで時間を買う」という扱いになっていて、
店舗設定にも依存するものの基本的に1クレジット投入すると「260GP」というポイントを購入できるようになっており、
ゲーム中はこのGPを1秒=1GPのペースで消費して、GPが尽きたらゲーム終了か追加投資でゲーム続行と
そういうシステムになっております。
ゲームスタート時に一括投入できるのは5クレジットまでで
どのゲーセンも基本的に追加投資は禁止にしている(そういう設定もある)ため1300GP=20分弱を500円で購入するわけです。
1ゲームは最大10分なので、フルで2戦戦える計算になりますね。実際には1戦目は高確率で途中参加なので
2戦まるっとプレイできるのは運がいいときだけですが。


で、このゲームはロボットゲーですので当然カスタマイズの要素がありまして、
戦闘の結果に応じて支給される「素材」を集めて上位武器・装備を解禁していくというシステムで
その結果クレジットをつぎ込めばつぎ込むほど有利になっていくというのは別に良いとして
問題は解禁された装備は別途「購入」する必要があり、この購入にはGPを支払わなければいけないというところ。
つまりゲーム内装備をリアルマネー支払って購入するわけですが、ネットでよくある「基本無料だが課金アイテムでぐっと有利に!」
みたいな似非無料ネトゲっぽくて嫌。
しかも必要GPは500越えとかザラで、上位武器になると1050GP(ほぼ5クレジット)必要になるものもあったり
この事実に直面して残念ながら継続意欲が一気に下がってしまった。


これはオペレータ的にも結構キツい仕様で、
先に述べた「追加投資禁止設定」にしている場合、最悪「パーツ交換だけで5クレジット分のGPを消費してしまい強制交代」
という事態に陥る可能性があり、事実こんな感じでトラブっているところがチラホラあるようです。
そのため「パーツ交換のための追加投資のみ容認」というハウスルールを設けるロケーションが大半で
それもトラブル防止のために常に店員を一人置いておかなければいけないという悪循環。
秋葉GIGOはクレジット投入フリーの完全時間交代制(30分)でやってるけどこういうことができるのは常に店員を置く力のあるロケーションだけだしなぁ。


もっとも、そこさえクリアできればアーケードゲームとしては未曾有の銭ゲバゲーであることも違いなく、
カードゲームのように継続的な投資も不要というところから(その代わりサーバ接続料金が高いとか聞きましたが)
うまいこと固定客を釣れればインカム効率的には悪くないマシンとして愛されるのではないでしょうか。
ウチは正直かなりやる気がそがれたので継続するか微妙になってしまったが……