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ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

TOP25 VIDEO GAME CONSOLES OF ALL TIME "No.23"

Atari 5200
Atari社 1982年発売

Atari5200はデザイン、市場ターゲットともに、Intellivision*1への
Atariの回答であり、対抗馬であった。
しかしAtari5200と年を同じくして、Intellivision直系の後継機種Colecovisionが登場することとなる。
Colecovisionと争うことになった5200であったが、5200には
「アナログスティック」「コントローラポート4本搭載」「スタート・ポーズボタン、リセットボタン搭載」という
相手に無い特徴を備えていた。


5200の設計のベースとなっているのはAtari400/800の家庭用PCシステムであり、
Atari5200のスペックは1.79Mhzプロセッサ、16KbRAM、最大解像度は320x192ピクセルであった。
今日の主役であるXbox360やPS3のクロック数や最大解像度1920x1080という数字と比べると
いかにも頼りないスペックではあるが、少なくとも当時の対抗馬であったColecovisionの
「サブCPUの」1Mhzというクロック数を吹き飛ばすには余りあるスペックではあったのだ。


5200がColecovisionのメインCPU「3.58Mhz」という階級差に押しつぶされるのは必然であったと言うほか無いであろう。
だが、Colecovisionが恐竜の如き進化を目指した中、Atari5200は先述したコントローラポート仕様やアナログスティックを遺した。
確かにAtari5200のアナログスティックそのものは酷い代物だったかもしれないが、如何なる優れたアイデアにもかならず出発点というものがあり、
アナログスティックの場合、このAtari5200こそが出発点に他ならないのだ。

IGN任天堂担当クレイグ・ハリス曰く
「私がAtari2600版のピットフォール2を極めたあと、私の友人がAtari5200版ピットフォール2の制覇のために
 私を家に招いたことがあった。
 内容自体は2600版と同じだったので、私は持てるテクニックを使用して2600版のステージをクリアしたんだ。
 ところがその後おもむろにAtari5200版の追加ステージが始まってね。
 新規ステージとさらに硬くなった敵がハリー*2を待ち受けていたのさ。
 既に夕食の時間になっていたので2分ほどプレイしたところでその日はお開きになったんだが、
 翌週彼は遠方へ引っ越してしまった。」


それ以来、いまだに5200版の追加ステージはプレイする機会がないのさ。

IGN-Retro担当ライターレヴィ・ブキャナン曰く
「私がAtari5200を好きな理由は、やはりソフトラインナップだ。
 ペンゴ、MountainKing*3、The Dreadnaught Factor*4
 そして私が最も愛するゲームの一つであるピットフォール2とかね。
 確かにコントローラは酷かった。フツーのコントローラの文法を大胆に破壊したのは確かだが、後に混乱しか残さなかった。
 しかし、5200の魅力がゲームによって決められるというのであれば……あとこれは私の個人的な思いもあるが……
 80年代前半、私が見てきた限りにおいては最もお気に入りのゲーム機だよ。」


原文はこちら
誤訳指摘やツッコミ大歓迎。ですが訳文の無断転載は勘弁してください。

*1:国内名インテレビジョン。詳しい説明は後日のランキングで

*2:ピットフォール2の主人公

*3:CBS Electronics製のACT。1983年作品

*4:Activision製のSTG。1983年作品