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ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

ディシプリン*帝国の誕生

ゲーム ゲーム感想 Wii

ゲームとしてはメロメロに酷い出来でぶっちゃけクソゲーに近いンだが
好きか嫌いかで聞かれると愛と答えそうだから困る。


ゲーム内容は何かというと
自力で糞すらできない同居囚人の介護をして心を開き
電波で尖った会話を楽しむという内容になってます。


同居する囚人たちは「カイテキ」「ハラヘリ」「ハイセツ」「スイミン」などのパラメータを持っていて
それがリアルタイムでどんどん上がっていくので
主人公は独房内にある「トイレ」や「ベッド」を起動することで囚人たちの欲求を下げて
囚人ごとに設定されている「心の壁」を突破していくことで、
徐々に心を開いて頂きつつ会話を進めるというのが主なゲーム内容です。


それぞれの設備を起動するには「you液」という物質が必要で、
「you液」は独房を看守が見ていない隙にこれまたリアルタイムで溜めていくのですが
このyou液チャージを見られたり、囚人たちのパラメータのいずれかがMAXになってしまうと
「おひとりさま」カウントが1個あがります。
これが3個たまってしまうと独居房「おひとりさま」にご招待され、その日の行動は強制終了してしまうというわけです。


このゲーム部分はちょっと、いやかなり苦痛で、まあそもそも刑務所内の出来事がそんなに面白くても困るんですが
看守の視界判定が結構シビアなのとかyou液での設備起動がかなり頻繁にしないといけなかったりするところとかで
意図的に苦痛にしているのではないかという気がする位このゲームのゲーム部分はソツなく駄目ゲーになってます。


ではこのゲームの魅力は何であるかというと、同居する囚人との電波な会話。これに尽きます。
前情報のとおり登場する囚人は基本的に実在する(した)著名な罪人をモチーフとした
えぐい気違いトークを主人公に対して発してくださいます。
最初のチュートリアルキャラのためここで言ってしまうと1人目の囚人はパリで人肉食ってきたあの人だったりね。


それと同時に背景設定や監獄の目的など、このゲームに漂う暗喩の数々が断片的に語られるようになります。
設定は多くは語られず、そこに到るイベントやエンディングも人によって解釈の異なる内容になっており、
このテキストや雰囲気に800イワタ出せるかどうかがこのゲームを楽しむことができるかどうかの分かれ目だと思います。
ゲーム部分は正直糞一歩手前の出来であることも確かなので、
「世界観とテキストとクリア後の考察の楽しみ」に800イワタ出せるかどうか、
自分の中で結論を出してからどうぞ。