ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

きみとぼくと立体


みんな大好き飯野賢治せンせの据え置きゲーム復帰第一作。
ゲーム内容は立体の上に、重量のバランスを考えつつ人間を投げ込んでいき
ノルマ人数を乗せれば1面クリア。それだけ。
立体は水面に浮かんだ氷のようなもので、人間が乗ることで重力のバランスがどんどん崩れていき、
あまり急激に傾くと人間は立体から落下してしまい持ち時間にペナルティがあります。
6面で1ステージ単位構成。


この不親切と高難易度がいかにも飯野ゲーですばらしい。
投げ込むのが人間なので、立体の上に乗った後好き勝手移動したり
誰かが落ちそうになってるのを見ると駆け寄って助けようとしたり(結果ますます傾く)
リモコン振ったときにたまにおじゃまキャラが生まれたり、パズルゲームかと思いきや
実はパニックアクションに近いゲームであることがわかります。
人間を二人一組でしか投げ込めないところとかゲームシステムもなかなか考えられており、
非常に疲れるゲームではありますし序盤から結構難易度が高いのですが
アイデア一発をうまく1000円取れるゲームに出来ていると思いますので、新し物好きな諸兄には広くプレイしてみていただきたい所存。


もうちょっと立体に対する視点変更が自由だと良かったかな、と思ったけど
これが自由に視点移動できると一気に難易度が下がってしまうので一長一短ですかね。