ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

中国のゲーム事情


することはそれほど多くない割にほぼ土日なしで駆り出されていたため
観光とかお土産の購入とかはマジで何も仕込んでこなかったのでフレの皆様はすみませんという感じなのですが
そんな少ない暇を見繕って近場でゲームを探してみたのですがこれは期待通りに酷かったと言わざるを得ない。

  • ゲーセン

タッチdeウノーもどきとか字の読めない謎クイズゲーとか基本的に期待を裏切らない場所だったのだが
やはり度肝を抜かれたのはタイムクライシス2。
場末のゲーセンに似つかわしくない純正筐体(SD版)の映し出すその画面を覗き込んでみれば
そこにあるのは横二分割されたゲーム画面。ガンホルダーにあるのはブローバックの気持ちいい純正ガンコンではなくPS2のガンコン2……
そう、これは筐体の中にPS2をブッ込み、HDLで動かしていただけだったのです……


ほかにもL.A.マシンガンズの筐体を見つけて大喜びで駆け寄ったらオペレーションウルフだったり
なぜかサターンのマルコンがクレーンゲームの景品に入ってたりとなかなかのカオスフィールドでした。

  • ゲームショップ

はっきり言おう。ただの海賊版売り場だった。
ウチが何よりほしかったスーパーカー型FCとか中国うそ鉄拳4とか
そういうケレン味に満ちたアレコレは影も形も無く、あるのは
アホみたいに高い(日本と同じかそれ以上の値段)各種ゲーム機本体と
各機種のマジコンとメディア、あとはカウンターでお好みのゲームを言えば
その場でROMイメージをメディアに書き込んでくださる仕組みがあるだけなのです……


去年だかImpressの記事に中国の海賊版市場の実態をレポートした内容のものがありましたが
まさにそれを地でいくような内容にさすがのウチもめまいを禁じ得ない光景でありまして、
まあ好き好んでこの国で正規にゲームを流通させる気にはならんよなという認識を強固にするよりほかに
感想がもてない感じでした。
北京とかの都心部や香港とかはまた別らしいのですが、無錫のような田舎では……

  • 結論

2度といかない