ゲヱム日々是徒然

No VideoGame. No Life.

あんまりにも異なる価値観に殴られると人は思考を停止する

なんの話かって? この本の話ですよ。

ゲンロン8 ゲームの時代

ゲンロン8 ゲームの時代


この本のメイン特集である共同討議というやつがずいぶんエキセントリックな内容で、読んでたらだんだんイライラして来たので、分かる範囲での間違いを一個一個指摘していくエントリを途中まで書いていたのだけど……どうも何か言及したら負けかなという気分になってきたのだ。

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生存

AUTOMATONに寄稿している縁で藤田祥平さんにお誘いいただき、SFマガジンに原稿用紙一枚分ほど文章を送りつけていました。

S-Fマガジン2018年6月号

S-Fマガジン2018年6月号

どこかにマリオオデッセイの紹介記事が載っているはずです。どこかに。


早川書房の担当者様から見本誌もいただいたのでどこに載ってるかは探せるわけだが、いざ自分の書いた文章が他所様の書籍にインクで書かれて発行されたとなるとなんだか恐ろしくなって、実のところまだ本誌は開いていないのである。もちろんチェック用にゲラは見せていただいてましたが。もうこのまま本棚に飾っておこうかなという気分にさえなっている。電子文字列で文章が公開されるのとはまた別種のプレッシャーがある。


藤田さんがどなたに声をかけているか知らなかったので、いざ本誌が出てみると「IGN日本語版ファミリー+α」という執筆陣でなるほどと思った次第。レディ・プレイヤー1合わせの特集として力を借りるゲームメディアとしては妥当なところだと思う。私はそのαの方でアウェー感がすごい。書く時この事知らなくてよかった。こんなところに自分が混ざってよいのですか。しかも何気に翌週先生までおられる……


すっごく短い記事だけど短いなりに苦労はしたので、その辺りのことも近々書き残しておく。こんな機会はそうそう無いと思うので。